プロペシア
  • こんな人におすすめ!

  • 薄毛・抜け毛を改善したい方
  • まずはプロペシアで治療をしてみたい方
  • 厚生労働省が認可した安全な発毛剤を使いたい方

プロペシアの副作用が肝臓に与える影響

プロペシアの副作用が肝臓に与える影響

プロペシアの肝臓への影響

プロペシアは薄毛の予防や改善に効果的な薬で、AGA治療においては画期的な治療薬として用いられています。AGAは、頭皮で分泌される男性ホルモンの1種のジヒドロテストステロン(DHT)が原因となります。DHTの生成を抑制し、減少させることで抜け毛が減り、ヘアサイクルが正常になり、しっかりと育毛して髪の毛が太く長く伸びるといった効果があります。プロペシアは、副作用も少ないことから薄毛に悩む多くの男性が服用しています。

しかし、薬である以上は副作用も少なからず存在しており、頭痛やめまいといった症状から、時には肝機能障害が出るといった報告もあります。そのせいか、プロペシアは肝臓に悪い薬と噂されるようになっていますが、実際にはどれほどの影響があるのか、知っている人は少ないようです。

肝臓には代謝・分解・解毒といった働きがあり、食べ物から吸収されたタンパク質や脂肪などを代謝したり、アルコールを分解・解毒して、体にとって必要不可欠な働きをしてくれています。同様に薬が血中に溶け込むと肝臓に送られ、体に悪いとされる毒素を解毒する役割も持ちます。そのため、薬を服用すると少なからず負担がかかり、肝機能障害にかかる可能性も高まってくるのです。

プロペシアの薬物動態

副作用の種類別発現頻度一覧
投与量 AUC (0-24hr)
(ng・hr/mL)
Cmax
(ng/mL)
Tmax
(hr)
t1/2
(hr)
0.2mg 2.19
±3.70
0.56
±0.42
1.17
±0.39
2.76
±0.43
1mg 49.29
±12.40
9.89
±2.56
1.36
±0.92
4.15
±0.26
データ引用:プロペシア錠 添付文章 製造販売元:MSD株式会社

上記はプロペシアの薬物動態のデータです。注目していただきたいデータに、AUC(血中濃度-時間曲線下面積)があります。AUCは薬を服用してからの時間経過とともにどのくらい作用しているを面積で表しています。この数値た高い薬ほど、作用している量が多い=薬の強さの指標にもなります。プロペシア1錠を服用しても、24時間後の数値で49.29です。この数値は決して高い数値ではありません。(比較データ:バイアグラ25mgでAUC (last)231±103。AUC (0-24hr)とAUC (last)とで、微差は出ますが、大きくは変わりません。

これはプロペシアだけでなく他の薬にも言えることで、一部の肝臓を経由しない薬も存在しますが、医薬品のほとんどが肝臓に負担をかけています。プロペシアは肝臓への負担が軽いとされていますが、継続的に長期間服用し続ける薬であるため、徐々に肝臓に負担をかけ、重篤な肝機能障害に陥ることもあるようです。

しかし、その他の薬に比べてもリスクはかなり低く、重篤な肝機能障害にかかった患者は全体の1未満です。副作用が現れた場合は、服用を中止すれば改善されますが、重篤な症状に入ると、肝炎や肝硬変の疾患が起こります。普段から肝臓に気を遣って生活していれば問題はない程度のものなので、余計な負担はなるべく控えるようにしましょう。体に異変が起こった場合は無理に服用せず、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

プロペシアが肝臓に与える影響のポイント

  • プロペシアは肝臓への負担が軽い。
  • しかし、プロペシアに関わらず、毎日薬を飲むことは、肝臓に負担を与える。
  • 体に異変が起こった場合は、服用を中止し、医師に相談する。

プロペシア服用中の飲酒との関係

プロペシアは継続して服用する事で初めて効果を得られる薬です。肝臓の負担を考慮して、アルコールを控える方もいます。

実はアルコールとの組み合わせについては、それ程神経質になる必要はないというのが現時点での見解となっています。しかし、だったらたくさん飲んでも良いのではないかと思う人もいるかもしれませんが、決してそういう事ではありません。

まず一つ注意したいのが肝臓への影響です。人体に入ったアルコールは肝臓で分解されるのですが、同時にプロペシアの代謝も行っています。小さな臓器でアルコールとプロペシア、両方の対応をする事になったら、オーバーワークとなってしまう可能性は否定できません。

その為、肝臓の負担がかなり大きくなってしまうので、結果的に肝機能の低下に至ってしまう可能性もあります。とはいってもアルコール摂取が絶対にダメだという事ではありません。プロペシアで治療希望の場合には、いつまでも飲み続ける事になっているので、その期間中は禁酒するという事が難しいという人もいるでしょう。したがって、そういう場合は出来るだけ飲酒量を減らす事が重要です。そうすることで、肝臓に負担を掛ける事無くプロペシアを服用する事が出来る様になるはずです。

もう一つ重要なのは、出来るだけ肝臓を休ませるという事です。プロペシアは毎日服用する必要があるので、その服用を休んでしまうという事は出来ません。反対にアルコールはやめる事が出来るので、休肝日を設けるという事もポイントになります。週に数日休肝日を設ける事が出来れば、それだけ肝臓の負担を軽減する事が出来るからです。肝臓への負担を考慮して、できるだけアルコールの摂取を控えることで、より安全にプロペシアを服用する事が出来る様になります。

プロペシア服用中の飲酒のポイント
  • 毎日プロペシアを飲むことで、肝臓に負担がかかっている。
  • 飲酒も肝臓に負担をかける。
  • 禁酒する程ではないが、お酒を飲まない日等をつくり、肝臓に無理をさせない。